PacketBlackHole Probe
小型パケットキャプチャ専用機
PacketBlackHole Probe
PacketBlackHole Probe(以下、Probe)は通信(パケット)の取得を行い、取得したパケットを連携する PacketBlackHole に転送することに特化した小型のアプライアンスサーバです。例えば、PacketBlackHole が既に導入されている環境下で、自社ネットワーク内に通信取得箇所(キャプチャポイント)を追加したい場合や、全国各地に散らばった別ネットワークを利用している拠点の通信を本社に集約して解析したい場合などに有効です。
構成例(1) ネットワーク内にキャプチャポイントを追加
例:社内からのファイルサーバアクセスを追加で取得したい場合
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解説
上記の構成の場合、PacketBlackHole はメールとWeb 通信を全て取得することができますが、PacketBlackHole の接続されたスイッチには、社内からファイルサーバへのアクセス通信が通過しないため、社内からのDBアクセスを取得することができません。
上記の場合、社内⇔DBサーバの通信経路上に新たに Probe を設置することで、その間を流れる通信を取得し、PacketBlackHole へ受け渡すことが可能となります。
例:2系統冗長化通信を同時取得する
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解説
上記のように、ネットワークの出口が冗長化されている場合、従来では両方の出口に PacketBlackHole を設置する必要があり、運用面、コスト面での課題がありました。
しかし、Probe を利用することで、上記のような構成でも手軽にキャプチャポイントを追加することができるようになり、かつ、データを PacketBlackHole システムに集約し、統合的に通信を参照することができるようになりました。
構成例(2) 複数拠点の通信を本社に集約
例:全社の通信を本社に集約
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解説
これまで、別のネットワークを使用している他の拠点の通信を全て取得・解析したい場合、PacketBlackHole 本体を各拠点ごとに設置し、各拠点にて解析する必要がありました。PacketBlackHole Probe を利用すると他の拠点のネットワーク通信を本社の PacketBlackHole 本体へ集約することが可能となります。
本体仕様
チップセット | Intel ICH8M |
プロセッサ | Onboard Intel® ATOM D510 1.66GHz |
メインメモリ | DDR2 667 1GB |
記憶媒体 | SSD 240GB |
外形寸法 | (H)36 x (D)145 x (W)190 mm |
電源電圧 | DC 12V |
消費電力 | 60W |
温度環境 | 0〜40度(但し、結露なきこと) |
※別途※別途 4GB の USB メモリが付属します。
メニュー
初年度
初年度購入時、本体にセンドバック保守費用が含まれます。
オンサイト保守をご要望の方は、下記の3種類からお選びいただけます。
保守メニュー
・年間オンサイト保守 24時間365日
・年間オンサイト保守 当日9-17時
・年間オンサイト保守 翌日9-17時
次年度
各種レベルの保守が付属するライセンスをご購入いただけます。
アクティブライセンス
・アクティブライセンス年間オンサイト保守 24時間365日付き
・アクティブライセンス年間オンサイト保守 当日9-17時付き
・アクティブライセンス年間オンサイト保守 翌日9-17時付き
・アクティブライセンスセンドバック保守付き